五島長崎国際トライアスロン コース解説(スイム)

五島トライアスロン解説

2017年の五島トライアスロン大会まで2か月を切りました!

今年初めて参加される方のために、コースの解説をしていこうと思います。
公式サイトのコース情報などと合わせてレース戦略にお役立てください。

まずはスイム編です。

 

コース概略

五島富江港内の1周1.9kmのコースを、Aタイプは2周、Bタイプは1周します。

(コース図:大会公式サイトより)

Aタイプは陸から約2~30m沖に進んだところからのフローティングスタート。Bタイプは陸からのスタートです。
ただし、Aタイプであっても陸地で待機して陸からのスタートは可能です。(50m長く泳ぐことになります。)

スタートしたらまず北西に350m。第1ブイを緩やかなカーブで回って200m。
第2ブイは直角に近い角度で曲がります。

ここから先第3ブイまでが最長距離。東向きに一気に540m泳ぎます。

第3ブイと第4ブイを回ったら折り返し。第3ブイから第4ブイは見えている程度の短い距離です。

第4ブイを回ったら、今までとは逆方向、西向きに泳いでいきます。

第4ブイから第5ブイまでは、最短距離を行けば緩やかな斜行になります。ヘッドアップを多めにして進行方向を見失わないように注意しながら進みましょう。

第5ブイを反時計回りに回ったら、1周ゴールまで320m。陸地が近いので応援の声が聞こえます。

Aタイプは一旦陸に上がり、中間のコーンを回って再度入水します。給水エイドがあるので給水が可能です。

2周目は1周目より2~30m長い(再入水からスタートラインまでの距離)ので、1周目1870m、2周目1930mくらいなんだと思います。1周目のタイムをチェックして単純に倍したタイムで泳げると思っていると、スイムアップした時にガッカリしますのでご注意を(笑)

 

コンディション傾向

波は無く毎年ほぼベタ凪。
海水プールのような感覚で泳げる大変穏やかなコンディションのコースです。

透明度はあまり高くありませんが、自分の入水した手や前を泳ぐ選手の足は見えます。(もちろん天候によりますが)

水温は19℃~22℃(公式サイトより)。ウェットスーツは気温的にはフルスーツが最適かと思います。

 

攻略方法など

スタート地点ですが、横幅20mくらいはあると思いますので先頭で待ってもそうギュウギュウにはなりません。スタート後に混雑するのは右側(コースロープ沿い)です。最短距離を行けますが、他選手とコースロープに挟まれて行き場がなくなる可能性があります。スタートダッシュに自信がなければ中間から左側を取った方が安全かと思います。

~65分くらいの泳力の選手であれば、混雑は第1ブイまでで、その後はほぼバトルなしで泳げると思います。波もなくそう流されないので、コースロープや他選手との距離を測りながら、適度にヘッドアップしながら泳げばそう距離を増やさず泳ぎ切れる泳ぎやすい海です。蛇行しがちな自覚があれば常にコースロープ沿いを泳げばヘッドアップなしでいけますので省エネパターンとしてもありかと。

しかし70分を超えるくらいの泳力の選手はコースロープ沿いは混みあい、結構危険地帯になるかもしれません。適宜距離を調整して、混雑時は離れてヘッドアップしながら進むか、コースロープ沿いに進む選手をコースロープに見立てて距離を測りながら進むといいでしょう。

 

要注意箇所は3か所。第2ブイを回った後、第4ブイを回った後、第5ブイを回った後です。いずれも方向を見失いやすいです。

第2ブイについては結構急角度で回ることと、第3ブイが遠くてまず見えないので、完全に見失ってしまう可能性があります。見失ったら慌てず止まって、すぐ近くにいるライフセイバーさんに方向を聞きましょう。
第5ブイも同じです。まあ第5ブイから先は左に陸地が見えているのでそう不安になることはないと思います。

問題は第4ブイの後。回った後右にも左にもコースロープがない区間があり、進行方向が合っているのか不安になると思います。第4ブイまではコースロープは進行方向向かって右、そこから先はコースロープは進行方向向かって左にあるのです。

60分台の泳力の方であればもう1周目のここで周囲もそこそこ泳力のある方に囲まれているので、遠くに見える第5ブイをたまにチェックしながら、自分と他選手を信じて進みましょう。

70分以上の泳力の方になると、おそらく四方八方いろんな方向に進んでいる人が見えて不安になることと思います。ここはタイムロスしてもマメにヘッドアップをして第5ブイを確認しながら進みましょう。他の人に惑わされないように。
もしくは、第4ブイを回ったら一気に陸側に左に泳ぎコースロープまで行きついて、たまにちらちら水中や左呼吸でコースロープを確認しながら第5ブイまで進むのも手です。

 

上陸時は手が付くまでギリギリまで泳ぐ方が、脚を使わずに済みますしタイムも短くなります。

BタイプはAタイプスタートから70分後のスタートです。Bタイプの速い選手はAタイプの後方の選手に追い付きます。

日差しについてですが、スタートが7時なのでどうしても東向きがまぶしくなります。
具体的には、右呼吸の選手は第2ブイまで、左呼吸の選手は東を見る第5ブイ以降は東側に高い塀があるから眩しい区間はないかな?あと、第2ブイから第3ブイのヘッドアップです。ダークレンズや偏光レンズのゴーグルとクリアレンズのゴーグル二つ持って行って、現地で天候を確認して直前に決定するといいのではないでしょうか。

 

以上、五島トライアスロン、スイムコースの解説でした!
3年分の私のレポのリンクを貼っておきます。タイム別の混雑具合がよく分かると思います。

2014年スイム(73分)レポ 前半後半
2015年スイム(70分)レポ 前半後半
2016年スイム(64分)レポ 前半後半

参考になったよ!ってレース後言って頂けることを楽しみにしております(笑)

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