Garmin920XTJで充電を15時間もたせるための設定
もうすぐ五島トライアスロン。Aタイプの制限時間は15時間です。
トライアスリートの多くがGarmin920XTもしくはXTJを使っていると思うのですが、実は初期設定のままだと15時間もたずランの途中でシャットダウンしてしまう可能性があるのです。2015年にラン30㎞で切れてしまって時間が分からず大慌てしました。その時点でスタートから13時間くらい。フル充電していても、初期設定だと13時間持たないかもしれません。
翌年、いろいろと設定を見直したことで、無事ゴールまでバッテリーが持ちました。
これで必ず15時間までもちます、と確約はできないのですが、少しでも長持ちさせることができると思います。是非設定の見直しをしておいてください。
俺は13時間かからん!って方も一応チェックしておいてください(^^;
1.オートラップのバックライトを切る
おそらくこれが一番バッテリーを消耗します。
初期設定がこうだったか忘れてしまったのですが、早朝や夜間走る人はラップ時に表示が見えるようにバックライトを点灯させている方も多いのではないでしょうか?
設定方法)
設定→システム→バックライト→モード→手動
こう設定してあれば、自動でバックライトは点灯しなくなります。暗いところで見たい時は、電源ボタンを押せばバックライトが点灯します。
なお、バックライトを点灯させる時間は、
設定→システム→バックライト→点灯時間
で設定できます。常時オン、にしてあって消すのを忘れるとあっという間に消耗するので注意して下さい。
2.ライフログを切る
睡眠時間や歩数などを測ってくれるこの機能、かなりバッテリーを消耗します。レース中は切っておきましょう。
設定方法)
設定→ライフログ→ステータス→オフ
3.メトロノームを切る
ランのピッチの参考に使っている方もいるかと思いますが、ずっと鳴らし続ければもちろんかなりのバッテリーを消耗します。フルマラソンやミドルであれば問題ないのですが、ロングの最後のランパートに使用するのは充電が持つかどうか心配なところ。切っておいた方がいいでしょう。
設定方法)
ラン→アクティビティ設定→メトロノーム→ステータス→オフ
なお、どうしてもピッチ音が欲しいという場合は、このようなグッズが発売されていますので活用するのも手です。水泳用グッズのため防水です。キャップやサンバイザーに付けておけばGarminのメトロノームより確実に聞こえます。ただし、これも直前に電池を新品にしておかないと途中で切れてしまいます。
4.Wi-Fi/Bluetoothを切る
スマホなどとの接続に使っている通信もレース中は必要ないので切っておきましょう。
設定方法)
設定→システム→Wi-Fi接続→ステータス→オフ
設定→システム→Bluetooth→ステータス→オフ
5.音やバイブ設定を見直す
ボタンを押した時やオートラップごとに音とバイブで知らせてくれるのは分かりやすくていいのですが、これもまた電池を食います。必要なければ切ってしまってもいいでしょう。私はバイブのみにしています。
設定方法)
設定→システム→音/バイブ→キー音→オフ
設定→システム→音/バイブ→アラート音→オフ
設定→システム→音/バイブ→バイブレーション→オフ
6.GLONASSを切る
GLONASSはロシアの衛星測位システム。
私たちが普段耳にする「GPS」とはアメリカ(軍)の衛星航法システムで、GPSとGLONASSは周波数が異なり、GLONASSに対応していることで山間やビル間でも測位サービスが利用できる、というもののようです。
しかし、これもかなりバッテリーを消費するという噂があります。
GPSのみでも五島のコースでGPSロストすることはありません。トンネル内ではロストしますが、それはGLONASSでも同じでしょう。バッテリー消耗が心配でれば念のため切ってしまった方がいいと思います。
設定方法)
設定→システム→GLONASS→オフ
7.Garmin Face Itを削除する
これはレース中に関係するか分からないのですが(待ち受け画面を表示していないので)、これを使うようになって電池消耗は早くなったのは確かです。念のために切っておく方がいいかもしれません。
設定方法)
Face ITアプリからは削除のメニューが見つかりませんでした。
connectIQからシンプルなWatchFaceに変更することで削除できました。
スマートフォン・iPhoneのガーミンアプリで、
ConnectIQストア→App TypeをWatch Facesにして好みの画面を選択する→ダウンロード
以上、「念のため!」のGamin設定でした(^^)
ご参考になれば幸いです。
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