緊急時に居場所を通知。Garmin(ガーミン)の事故検出機能を設定しておこう

Garmin設定

Garmin(ガーミン)の一部の時計やサイクルコンピュータに「事故検出・援助要請」機能が付いているのをご存知でしょうか。

この機能は、屋外で運動をしているときにGarminデバイスが強い衝撃を検出すると、名前とGPS位置を事前設定した送信先にメール送信する機能です。

単独でヒルクライム練習をしている時、単独でトレランをしている時、もし事故にあったら・・・?
意識があれば自分で電話できるけど、なかったら・・・?

そんな時、<緊急状態である>ということと<居場所>を緊急連絡先に知らせてくれます。

実は、私の友人が実際にこの機能を利用することになりました。
単独で自転車練習をしていたときに落車。何もしていないのに事故の数分後に奥様から電話がかかってきたそうです。

友人の場合は意識もあり救急車を呼べたようですが、事故の直後は動転していて状況把握も難しいもの。パートナーに場所が通知できれば最悪の事態を防げるかもしれません。

また、自分で援助要請を出すこともできます。例えば災害時に居場所と無事を知らせたい時などに使えます。

対応デバイスをお持ちの方は、是非緊急連絡先を登録しておいてください。


目次
事故検出・援助要請機能の概要
対応しているGarminデバイス
事故検出・援助要請機能の設定方法
事故検出・援助要請機能の操作方法
Garminの事故検出機能まとめ

事故検出・援助要請機能の概要

事故検出機能

車にぶつかったり倒れたりした場合にGarminの内蔵センサーが衝撃の強さを感知。まず使用者に通知し、30秒間反応がなければ自動で事前登録した連絡先に所在地を知らせます。

対応しているデバイスで、特定の屋外アクティビティを動作中に発動します。誤動作の場合は送信キャンセルできます。

援助要請機能

手動で緊急連絡先に援助要請を送信する機能です。
特定キーを長押しして発動します。誤動作の場合は送信キャンセルできます。

送信する情報

事前に設定している名前とGPSの位置情報をショートメールで送ります。

利用できる条件

  •  GarminデバイスとスマートフォンがBluetooth接続されている
  • スマートフォンがインターネット接続されている
  • GarminConnectAppがバックグラウンドで稼働している

条件もあるので100%通知できるわけでもないのですが、それでも万が一の時にGPS位置を知らせてくれる機能があるのは保険になります。対応デバイスを持っているなら設定しておくべきでしょう。


対応しているGarminデバイス

事故検出・援助要請機能に対応しているGarminデバイスは以下です。
(FA=ForeAthlete)

  • FA245:トレイルラン/ラン/バイク/ウォーク
  • FA945:トレイルラン/ラン/バイク/ウォーク/ハイキング
  • FA45/45S:ラン/バイク/ウォーク
  • MARQシリーズ:トレイルラン/ラン/バイク/ウォーク/ハイキング
  • Edge530/830:屋外バイク
  • fenix6シリーズ:トレイルラン/ラン/バイク/ウォーク/ハイキング



事故検出・援助要請機能の設定方法

緊急連絡先の登録

1.GarminConnectAppを起動し、メニューを表示します。

2.セーフティ・トラッキングをタップします

3.事故検出と援助要請をタップします

4.設定画面が表示されます。

誰が事故したよ、って送られる名前は、デフォルトだとユーザー名になってます。
ユーザー名がハンドルネームとかになってると、送られた方は「はぁっ?」ってなるかもしれないので、本名にしておくことをお勧めします(^^;

5.緊急連絡先を追加をクリック

連絡先電話番号は、iPhoneの連絡先から取りこめるようになってますが、実際は取り込んでも使えませんでした。
携帯番号の前に国コード(+81)を入力する必要があるので、手入力します。

電話番号の頭に+81を追加し080や090の先頭の0は省きます
(例:080-1111-1111 ➡ +8180-1111-1111)
(例:090-1111-1111 ➡ +8190-1111-1111)

6.緊急時連絡先が登録できました。

登録すると緊急連絡先として登録されたことが通知されます。事前に知らせておきましょう。




事故検出・援助要請機能の操作方法

事故検出時の操作

対応するアクティビティ実行中にGarminデバイスが事故を検知した場合、まず事故を検出したことがGarminデバイスに通知されます。

30秒間キャンセル操作を実行しない場合に緊急連絡先にメールが配信されます。

援助要請機能の操作

手動で援助要請を行い、緊急連絡先にGPS位置情報含むメールを送信する機能です。

GarminデバイスでLIGHTキーを長押し、3回振動したら離します。援助アラート送信までに5秒間のカウントダウンが開始されます。(キャンセル可能)

5秒間でキャンセルしなければGPSで現在地を取得し、援助要請メールを緊急連絡先に自動送信します。

現在地だけを送り無事を知らせる場合には、

①援助要請を送る

②援助要請を終了し、「私は無事です”を送信して終了」を選択して終了します。


Garminの事故検出機能まとめ

最新のGarminデバイスに設定されている事故検出機能をご説明しました。

使う場面がこないことが一番ですが、いざ使う緊急時になっても連絡先が登録されていなければ機能しません。

これを機会に、緊急時の連絡方法や対処方法を家族で相談し、設定しておくことをお勧めします。

対応のガーミンデバイスはこちらです。





GARMIN(ガーミン) EDGE 830 日本語版 GPSサイクルコンピューター(センサー類付) 004475
ガーミン(GARMIN)



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