2020東京オリンピック、トライアスロンの徹底解説【代表選手は?】

トライアスロン

いよいよ2020年に入りました!
今年の7月にはついに東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。会場に五輪マークが設置されたなどのニュースを見て、胸を躍らせている方も多いのでは?

このブログでも、東京オリンピック・パラリンピックをテーマに取り上げていきます。

まず、今回はこのブログのメインテーマである、トライアスロン競技についてコースや代表選考を紹介していきますよ!

目次
1.東京2020で行われるトライアスロン競技種目
2.2020トライアスロン実施日程
3.東京2020トライアスロン実施コース
4.出場枠について
5.日本の目標
6.代表選考について
7.日本代表選手候補



東京2020で行われるトライアスロン競技種目

オリンピックでは<男女個人種目>と<混合リレー>が行われます。

個人種目は以下の距離を1人の選手が行います。
①スイム1.5km
②バイク40km
③ラン10km
合計51.5km

注目はこの2020東京オリンピックから採用となった混合リレー。
種目別のリレーではなく、1人の選手がスイム・バイク・ランと行い、次の選手にリレー。
女子→男子→女子→男子の順番で4人の選手が繋ぎます。

2020トライアスロン実施日程

男子個人:7月27日6:30~(予定)
女子個人:7月28日6:30~(予定)
混合リレー:8月1日7:30~(予定)

暑さが予想されるため、スタート時間が6:30からに変更されました。

東京2020トライアスロン実施コース

<個人種目(男子・女子)>
スタート・フィニッシュ:お台場海浜公園
距離:
水泳(スイム)1.5km(1km+0.5km)
自転車(バイク)40km(5km×8周回)
ランニング(ラン)10km(2.5km×4周回)

画像出典:東京オリンピック公式サイト

<混合リレー>
スタート・フィニッシュ:お台場海浜公園
順序:女子→男子→女子→男子
距離(1人当たり):
水泳(スイム)300m
自転車(バイク)7.4km(3.7km×2周回)
ランニング(ラン)2km(1km×2周回)

画像出典:東京オリンピック公式サイト




出場枠について

出場枠は男女各55人です。
混合リレーは15組と見られています。

国際トライアスロン連合(ITU)指定大会で国別のポイントが与えられ、ポイントが上位の国から順に3枠・2枠・1枠と割り振られます。

出場枠(男女各55人)の内訳

開催国枠:2人
混合リレーのオリンピックランキング上位7カ国の選手(各国2選手ずつ):計14名
混合リレー8~18位のトーナメント戦の結果、上位3カ国に入った選手(各国2選手ずつ):計6人
オリンピックランキング:上位26人
アフリカランキング:1人
アメリカランキング:1人
アジアランキング:1人
ヨーロッパランキング:1人
オセアニアランキング:1人
第三者委員会による招待国:2人

日本の出場枠

個人の出場枠:男女各2名(開催国枠)
混合リレーの出場枠:1チーム(開催国枠)

2020年5月11日時点のITUの国別ポイントにより、これとは別にもう1枠が与えられる可能性があります。
最大で、男女3枠、女子3枠、1チームです。

なお、混合リレーに出場する選手は個人種目に出場する選手で構成されます。


日本の目標

男子個人種目:目標8位以内
現在、ITU個人オリンピック出場資格ランキング30位以内は0人

女子個人種目:目標3位以内(メダル獲得)
現在、ITU個人オリンピック出場資格ランキング30位以内は2名

混合リレー:目標3位以内(メダル獲得)
ITUのMIXリレーオリンピック出場資格ランキングで日本は7位

代表選考について

代表が決まる時期は2020年5月中旬です。

選考対象大会

①オリンピッククオリフィケーションイベント(2019年8月)
②ハンブルグワールドトライアスロンシリーズ(2019年7月)
③アブダビワールドトライアスロンシリーズ(2020年3月)

選考方向と評価

第1優先候補:①で1から3位
第2優先候補:①②③で1-6位
第3優先候補:①②③で7-9位
第4優先候補:①②③で10-12位
第5優先候補:①②③で13-16位
第6優先候補:その他指定大会での結果

日本代表選手候補(2020年1月現在)

①(オリンピッククオリフィケーションイベント)の結果

男子個人:
35位 古谷 純平 選手
42位 北條 巧 選手

女子個人:
23位 高橋 侑子 選手
25位 井出 樹里 選手

②(ハンブルグワールドトライアスロンシリーズ)の結果

男子個人:
26位 ニナー ケンジ 選手
30位 北條 巧 選手
39位 古谷 純平 選手

女子個人:
15位 高橋 侑子 選手
27位 上田 藍 選手
38位 井出 樹里 選手
39位 佐藤 優香 選手

高橋侑子選手が②の大会で第5優先をクリアしていますね。

3月に行われるアブダビワールドトライアスロンシリーズの結果が優先されますが、第5優先候補(16位まで)に適合する選手が出ない可能性もあります。

そうなった場合にはITU指定大会などから、個人種目の順位や評価項目を総合的に判断して、枠が決定するまで選考されます。

第6優先候補の対象大会や評価基準はこちらを参考にしてください。
JTUトライアスロン競技、日本代表選手選考基準設定の概況と目的


代表候補とみられる選手

日本代表に選ばれる可能性が高い選手です。JTU(日本トライアスロン連合)の各選手ページにリンクしていますので、是非チェックしてみてください。

北條 巧 選手
ニナー ケンジ 選手
古谷 純平 選手
高橋 侑子 選手
上田 藍 選手
井出 樹里 選手
佐藤 優香 選手

まずは、3月のアブダビ大会の結果に大注目ですね!!


まとめ

  • 東京オリンピックでは個人種目(男子・女子)と混合リレーが実施される
  • 日本の枠は男女2名ずつと混合リレー枠は確定(開催国枠)
  • あと男女1枠ずつ取れる可能性がある
  • 代表選手が決まるのは5月中旬

いかがでしたでしょうか。
東京オリンピックにむけて、選手たちは今まさにもう1枠の獲得と日本代表を狙って世界中で戦っています!

市民トライアスリートの我々が応援しなくてどうする!日本から熱いエールを送りましょう!!



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