意外と知らないトライアスロン大会用語集
こんにちは、るみおかんです。趣味でトライアスロンを10年近くやっています。
(@rumikotubuyaki)
トライアスロン大会で使われている用語には、トライアスロンを始めたばかりの方はもちろん、長くトライアスロンをやっているベテランの方でもよく分かっていないものあります。
特にJTU(日本トライアスロン連合)公式大会の選手要綱などに記載されている用語はITU(国際トライアスロン連合)ルールをカタカナにして使っているものが多いので、一般選手にはよく分からないものが多いように思います。
今回は、いくつかのトライアスロン大会の公式サイトで使われているトライアスロン用語から、わかりにくいと思われる用語を抽出して解説しました。
トライアスロン用語解説(全体編)
レジストレーション
選手登録。出場のための受付を行うこと。
大きな大会では、大会の前日や前々日に行われ、身分証明書の提示が求められることもある。
レジストレーションを行って、レースで使うナンバーシールや参加賞を受け取る。
キットバッグ
レジストレーション時に受け取るレース用品や参加賞など一式が入ったバッグのこと。
チェックイン
受付のこと。通常は大会当日のスタート前の受付を指し、タイミングチップ(アンクルバンド)を受け取ることを指す。
リストバンド
選手の識別のためにつけるバンド。レースナンバー、名前、QRコードなどが印字されている。
レジストレーション時に付けられる場合と、配布されて自分で付ける場合がある。
レースナンバー(✕ゼッケン)
選手に割りあてられた番号、またはそれが印字されたゼッケンやステッカーのこと。
ゼッケン、とは言わない。
ゼッケンベルト、も正しくなく、正確には「レースナンバーベルト」と呼ぶ。
タイミングチップ/計測チップ(△アンクルバンド)
計測タグが埋め込まれた、足首に巻くバンドのこと。
「アンクルバンド」だと計測機能を表現していない。正確は「タイミングチップ」と呼ぶ。
トランジション(✕トランジット)
スイムからバイク、バイクからランに移行すること。
「トランジット」は間違い。
「トランジ」と今風に略すと偉い人に怒られるw
トランジションエリア
スイムからバイク、バイクからランへ移行するための場所。次の競技の道具を置いておく。
T1
トランジション1。スイムからバイクへの移行。
T2
トランジション2。バイクからランへの移行。
トランジションオープン
選手がトランジションエリアに入れるようになる時間のこと。または入れる時間帯のこと。
- レース前のセッティング時間
- レース後の取り出し時間
のことを指す。
この時間以外は入れない。
レース終わってすぐバイク取り出せるわけではありません。
トランジションクローズ
選手がトランジションエリアに入れなくなる時刻のこと。
この時刻になるとトランジションエリアには入れない。
スタート遅いからってトランジションにウェットスーツ置いててももう取り出せませんよ。
トライアスロン用語解説(スイム編)
スイムチェックイン
タイミングチップ(アンクルバンド)を付けて計測ラインを通って入水すること。
このチェックイン人数を計測機がカウントしていて、スタート人数を正確に把握しています。
トライアスロン用語解説(バイク編)
バイクチェックイン
(多くはエリートレースで)レースで使用するバイクの受付をすること。
ほとんどのエイジ大会ではチェックをしていませんが、五島トライアスロンなど検車を行っている大会においては、検車を通ったバイク以外で出場することは重大なルール違反となります。(検車後の改造含む)
マウント
バイク乗車のこと。
マウントライン、はバイク乗車位置。
ディスマウント
バイク降車のこと。
ディスマウントライン、はバイク降車位置。
トライアスロン用語解説(大会リザルト編)
大会の記録(リザルト)を見ると、記録がなくアルファベットが記載されていることがあります。
「完走していない選手」ということなのですが、その未完走の理由を表示しています。
SKIP
スイムを飛ばしてバイクからスタートしたということ。フィニッシュはできるがタイムは記録されない。
DSQ
失格になったということ。
ルール違反、周回不足などにより、フィニッシュしても認められなかった場合。
DNF
途中棄権したということ。
自ら棄権した場合、制限時間に間に合わなかった場合、いずれも含む。
LAP
エリートレースで、バイク周回遅れとなり、そこでレース終了となったということ。
以上、トライアスロン大会の大会要項などに書かれている分かりにくい用語を解説しました。
他にもこれが分からなかった!って言葉があれば教えていただければ追記します(^^)
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