FFWD 11速化&DTハブのグリスアップ方法【画像で解説】

バイクメンテナンス

ファストフォワードのホイールの11速化について解説します。ついでにハブのグリスアップについても。

ファストフォワードの公式サイトの情報もチェックして下さい。
DT SWISS Shimano11S用ボディー
【FFWD DT Swiss 240Sハブのメンテナンス】

11速化については、以前は「センター調整の必要はない」と書いてあったと思うのですが、今は「訂正(11月5日)センターチェックが必要の場合もあります。専門の知識のあるFFWD日本正規代理店での交換をお願い致します。」と記載されています。

ですので、一応やり方は書きますが、必ずショップでセンターを見てもらってください。
私は交換後2つのショップで何かのついでに見てもらいましたが、「寄ってない」と判断してもらったので調整はしていません。



10速対応のFFWDホイールの11速化作業

これを買います。11速用のフリー。

作業自体は簡単です。

まず10速のフリーを抜きます。ホイールからクイックを抜いて、カセットの一番大きい歯に指をかけて(軍手推奨)グッと引き抜くだけ。

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この引き抜く作業、ハブのグリスアップで結構頻繁にやります。コツを掴んじゃいましょう。

お勧めはこの姿勢。座って、脚でホイール抑えて上に引き抜きます。スポークへの圧も気にならず力をかけられます。

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ハブのラチェットやスプリングをなくさないように。

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カセットのロックリングを外してスプロケットを全部外し、ついでに掃除して、新しいフリーに順番を間違えないように入れていきます。

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あとはまたハブにはめ込むだけです。ついでにグリスアップしましょう。

ハブのグリスアップ

ハブに残った古いグリスを綺麗にふき取って
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スプリングやラチェットも綺麗にしておきます。
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グリスは私はこれを使ってます。

粘度が低めの物が合うそうです。なお、ラチェット同士がぴったり隙間なく重なっているという構造上どうしてもすぐ押し出されてしまうので、頻繁にグリスアップをやる必要があり、あんまり高いのはもったいない(笑)

たっぷり入れて、
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スプリング一つ。上が狭い方ですよ。中の黒い筒の部品を抜いてたらここで入れときましょう。
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ラチェットをギアが噛み合うように重ねて(間にグリスを入れなくても勝手に入っていってくれる)入れて、
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もう一つのスプリング。下が狭い方です。
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フリーの方にもグリスを入れて、
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ハブとフリーを合わせて、しっかり奥まで差し込みます。
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グリスアップ後はびっくりするほどラチェット音が静かになります。
ただ、気づけばまた音がしてきますので、気になりだしたらグリスアップ作業をするといいでしょう(^^)

以上、FFWDのハブのフリーボディ交換とグリスアップ作業の解説でした。



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