トライアスロンデビューの年にもうロングに申し込んだ!(オカンブログまとめその8)
トライアスリートは重くてもいい(オカンブログまとめ7)から続く。
2012年秋のことです。
佐渡トライアスロンの速報やゴールの動画を見て、すっかり「ロングトライアスロン」に魅入られてしまいます。一気に挑戦したい気持ちが高まりました。
その年の初め(トライアスロンを始める前)には、ロングなんてとんでもない!ロングは別世界のことで自分には無理だ、と思っていました。
その後ブログを始めて、ロングに出る人のブログも読むようになりじわじわとロング熱は上がっていきましたが、ウルトラマラソン70kmがとても苦しかったことで、やはり自分には無理ではないか、と「いつか」と憧れの対象になっていたのです。
しかし結局、トライアスロンデビューを果たしたこの年にもう次年度の宮古島トライアスロン(スイム3㎞、バイク155km(当時)、ラン42.195㎞)に申し込むに至ります。
その時の気持ちをブログにこのように書いています 。
「いつか」は自分で決める。そう思って、宮古島トライアスロンの申し込みをしました。
これを機に、練習内容もかなり変わり始めます。
マラソンがメインでランを中心にバイクとスイムをちょっとずつ、という練習から、3種目のトレーニング比率を意識して組み立てるようになりました 。スイム1:バイク3:ラン6という状態から、スイム1:バイク5:ラン4ぐらいに。
マラソンシーズンに向かってランを減らすのはとても不安でしたが、その分練習強度を上げ、大嫌いだったインターバル走などを取り入れることによってスピードは上がっていきました。
スイムもそれまで1,500mをゆっくり泳ぎ続けるような練習をしていたのをちゃんと100mや200mで区切って泳ぐようになっています 。練習頻度も月2回から週2回に。そこから明らかに練習成果が出始めました。この頃のペースは100m1分55秒ぐらい。10月2日に初めて1,500メートルで30分切り。その1ヵ月後にはさらに1分短縮しています。泳ぎ方や練習方法は相変わらずよく分からないままなのですが、単に練習頻度を上げて「長く泳ぎ続ける練習」をやめたら上達し始めました。
バイクは距離への不安があったので、SNSで知り合った人達にロングライドに連れて行ってもらっています。10月中にアワイチ150km、ビワイチ180km。男性のペースについていくことができず苦しんだり悔しがったり・・・。その中でも自分なりに課題を見つけ、補給をどうするか、後半の落ち込みを少なくするにはどうしたらいいのか、股の痛みの発生はどうやったら防げるのか、など解決の方法を探ろうとしていました。
バイクのメンテナンスにも積極的に手を出し始めます。ロングライドに出るようになって必要性を感じたからです。メンテナンスの本を買って、バイクでたまにチェーンがこすれる音がしていたのを自分で直しています 。
この数年後にはバイク1台丸々組んだりできるようになる私ですが、この頃は本当になにも分からず、とにかく触るのも怖かったのです。でも、こうして自分で直すという経験をして以来、少しずつでも調べては憶えていき、自信を付けていったのでした。
こうして、トライアスロン1年目で早くもロング志向に進み始めた私。もともとがフルマラソン出身なのでこれ自体は自然な事だったと思います。
しかしロングトライアスロンは、多くの人にとって「いつかは挑戦したい」と思えるほど大きなものでしょう。その「いつか」は自分で決めないとやってこない。私にとってはこの2012年がその時でしたが、ここを読んでいる皆さんには2018年がその年になるかもしれません。
「オカン、アスリート始めました。」まとめ(その9)(タイトル未定)につづきます。
補足情報をあとで書きます。ロングトライアスロンに申し込むタイミングについてと、バイクのメンテナンスについて。
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ロング挑戦の目安や、練習時間の例などを書いています。
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練習例として、私がやってきた内容をまとめています。
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