忙しいビジネスマンがロングトライアスロンを完走する方法

ロング完走への道

ビジネスマントライアスリート「ロングのトライアスロンに挑戦したいけどそんな練習時間とれないよなあ。みんな忙しい中どうやって練習してるんだろう。」

そんな悩みや疑問に答えます。

・効率がいい練習方法が分かる(ロング向け)
・効率がいい時間の使い方が分かる

私は小学生の子供を持つ母親であり、フルタイムでIT業界で働いています。通勤も片道1時間かかります。毎日ブログも書いてますし、息子の宿題も毎日チェックします。睡眠時間は7時間とってます。
それでも週9時間から12時間のトレーニングをこなして、余裕を持ってロングトライアスロンを完走できる体に持っていっています。

効率よく練習をすること、また効率よく日々を過ごす事で、忙しいビジネスマンでもロングのトライアスロンに完走することは可能です。その方法をご説明します。

1.朝練習する

私が、子供が小さいうちずっとやっていた方法がこれです。朝早く起きて練習する。
4時に起きれば2時間走れます。

もちろん単純に睡眠時間を削っていたら体調が落ちるだけですので、起きる時間から逆算して最低6時間は寝るようにします。(40過ぎたら6時間では足らないと思うので7時間は取りたいところ)

そのために必要な事は、家に帰ってからの時間の使い方をコントロールすること。
テレビ見ないとかは当たり前、夕食時間が遅くならないように朝作っていく。スマホをだらだら見ない。座らない。
帰ってから寝るまで全ての行動をスケジューリングしておく、がポイントです。仕事中もですが、仕事以外の時間も全てスケジュールに組み込んでおくことです。

朝練習が寒すぎて辛い、という方は、布団の中で腹筋か腕立て伏せをしてから起きればいいです。
モンベルジオラインを着て寝てしまうのもあり。

2.スリープローや低糖質食の実践

トライアスロンロングの世界では持久力がものを言いますが、持久力の練習は時間がかかります。長い時間練習してエネルギーを枯渇させた後も動き続けることで、効率よく体のエネルギーを使えるようになっていくのです。

ただしその練習を効率化することもできます。練習の始めから体を低グリコーゲンの状態にしておくのです。そうすれば、運動後2時間経過したような状態を作り出すことができ、持久力練習であっても練習時間を短くすることができます。

ただし、やってみれば分かりますがこれめちゃくちゃきついです。
誰かがこう表現してました。「走り始めからハンガーノック」って。

慣れるまでおおむね3週間ほどはびっくりするぐらい体が重く、普段走っているペースのキロ30秒落ちも辛く感じると思います。
でも、ぜひ覚えておいてほしいのは、その感覚が本番のレースのラン20キロ地点だと言うことです。(レースの進め方によってはランスタート時w)レース本番で初めて味わうよりも事前に味わっておくのもありだと思います。

ただ、低糖質の状態では強度を上げた練習は全くできないと思ってください。
なので、ずっと低糖質の状態を続けるのではなく、強度の高いトレーニングの前と練習後に糖質を取る。持久練習の前だけ半日程度のローカーボと言うのが良いかと思います。

最も簡単な低糖質食の実践は、「ご飯を豆腐に変えること」です(笑)安いし。

3.使える時間いっぱい高強度練習

これ私はやってないのですが(というかできない)、ハルさんの練習スタイルがこれですね。
練習は計画しておかず、それぞれの練習がMAX何分使えるか、それに応じてその時間いっぱいの高強度練習をすると言うやり方。

そりゃ強くなるわ(笑)

ただこのやり方ではやっぱり持久力がつかないと思います。
持久力をつけてからこの練習スタイルにするか、もしくは高強度練習で天井上げてからレース前2ヶ月ぐらいにボリューム練習をするなど、ロング対策が必要かと思います。

4.サプリに頼る

サプリの力を使ってパフォーマンス向上を加速すると言う手もあります。
例えばクレアチンを使って一時的にパワーを上げて一気に天井上げする、グルタミンを使って回復を促進する、などです。

※海外サプリは極力避けましょう。

私はピクノレーサーを気に入って使ってます。一包300円もするのでかなり高いんですけど、スピード練習の前に飲んだら呼吸が楽になる感じがあるので。

5.仕事を効率よくやって休みを取りまくる

これ地味にオススメです。あんまりやる人いないと思うけど。

例えば、週一回水曜日だけ半休を取るとします。月4回で有給休暇2日分。5ヶ月で10日です。
レース前後で2日とるとしても、12日。皆さんそれぐらい年間付与されてるでしょう?トレーニング~レースシーズンの半年でまとめて取っちゃえばいいんですよ。

働き方改革で休暇を取らないといけない時代です。ガンガンとればいいと思います。

もちろんそのために仕事を調整したり、集中して前倒しして片付けたりっていうことが必要ですけど、そういうことができる人はロングトライアスロンに向いてるように思います。

休めない?そんな職場じゃない?考えられない?いやいや、それ思い込みかも。どうやったらできるか、考えてみて下さい(^^)

6.自分じゃなくてもいい事はやらない・任す・金で解決する

いろいろと家事の時短テクニックとかやってみたんですけど、ちょこちょこと隙間時間を作ってもやっぱり練習ってできない。
やらなくていいことはやらずにがっつり時間を空ける方がいい練習できます。

そのためには自分じゃなくても良い事はやらないって言う選択をすることです。
人に任せる。機械で自動化する。そもそもやらない。

掃除機は自動お掃除ロボット。(これ安いですよ。うちにある子)

 
洗濯は乾燥まで自動化。

 
栄養が計算されている完成済み冷凍食品を買う。

マッスルデリ

 
家事代行を頼む。



 
など。
人に仕事を振って午後休してジムに行くのがオススメかなっ(笑)

ぜひ工夫してみて下さい。

以上、忙しいビジネスマンでもロングを完走できる工夫のご紹介でした。

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