トライアスロン大会DSQ(失格)理由NO.1!バイク周回ミスを回避する方法

トライアスロン 初心者向け情報

トライアスリート「トライアスロン大会で周回間違えて失格になった(涙)どうしたら間違えなくて済むのかなあ。」

そんな疑問にお答えします。

私はトライアスロン大会の運営側(審判やボランティア)もやるのですが、バイクの周回数を間違える方って結構多いです。
せっかく練習してきたのに、ゴールしても失格になったり、多く走って納得のいかない結果だったら悲しいですよね。

どうしたら周回を間違えないのか。その対策をお伝えします。

目次

  • 1.トライアスロン大会でバイク周回数を間違える理由
  • 2.サイクルコンピュータをつけよう
  • 3.バイクコースの距離を確認しよう
  • 4.バイクコースを下見しよう
  • 5.まとめ



1.トライアスロン大会でバイク周回数を間違える理由

オリンピックディスタンスの大会でバイクコースは40km。
40kmを交通規制すると相当お金がかかるので、1周5kmから10kmの周回コースに設定されることが多いです。

つまり8周から4周位の大会が多いと言う事です。
4周超えたら、間違える確率はかなり上がります。

緊張して周回数を覚えていられない

バイク中は、周りの選手やコースを間違えないかなどで結構緊張しているので、今何周目と言う情報が頭から抜けます。
頭で数えていると間違えるので、何か対策が必要です。

輪ゴムを手首につけるとか、周回数の紙を貼っておいて千切るとか、昔はそんな対策をしている人もいました。
しかし、物を使うのは止めて欲しいです。ランならともかくバイクでは落としてゴミになりますし、コース上に物が落ちると危険です。

じゃぁサイコンやGPSウォッチをつけていれば大丈夫かと思いきや、それでも間違える人がいます。

大会によってバイクコースの距離が異なる

これ意外と知られていないのですが、オリンピックディスタンスの大会といえども全ての大会がバイク40kmとは限らないのです。

国際大会やエリートの大会でない限り、ジャスト40kmである方が稀です。

極端な例では36km台とかもあります。
もし40kmだと思い込んでいると、指定の周回数を回っても距離が足りないから不安でもう1周してしまったりします。

周回とバイクフィニッシュの分岐をミスする

ベテランでも、サイコンがついていても、やってしまうのがこれです。

どのルートを行けば2周目に入るのか、バイクフィニッシュに行くのか、把握していなくて1周回っただけでフィニッシュに向かってしまう。

間違って計測ライン踏んでしまったら、もう戻れません。

違うウェーブの選手につられる

オリンピックディスタンスでは、グループ(ウェーブ)に分けてスタートさせる方式をとっている大会が多いです。

このような大会では、バイクで前後を走っている選手が同じ時間にスタートしているとは限りませんので、今が何周回目なのかが違ったりします。

そうすると、前の選手がフィニッシュに行ったのにつられてフィニッシュしてしまうことがあるのです。

後ろの方のウェーブの選手だと、後半どんどんコースに選手が少なくなって不安になってフィニッシュに行ってしまうと言うこともあります。

このような理由からバイクの周回ミスは起こりやすいのです。


2.サイクルコンピュータをつけよう

対策としてはまず、サイクルコンピュータをつけること。
「サイクルコンピュータ推奨」としている大会もあります。

サイクルコンピュータは、高価なGPS対応のものじゃなくても構いません。
ホイールのサイズさえちゃんと設定されていれば、ホイール回転数から走った距離を出してくれます。
1000円台からありますよ。

ただ、有線のものだとケーブルが邪魔になったりするので、無線のものがお勧めです。

3.バイクコースの距離を確認しよう

サイクルコンピュータがついてても、トライアスロンベテランでも、必ずやってほしいのが<大会のバイクの距離の確認>。

大会情報や送られてくる選手ガイドに必ず書いてあります。
例えばこれ大阪城トライアスロンのバイクコースの設定です。37kmしかないのです。

これ、40kmだと思い込んでいるとミスしますよ。

4.バイクコースを下見しよう

できれば前日にバイクコースを下見して、曲がるポイントは事前に把握しておくことをおすすめします。

分岐の看板などは立っていないでしょうから、コース図を見ながら回ることになります。
公園などを使っているコースの場合はバイクではなく徒歩で回りましょう。

特に周回とフィニッシュの分岐地点は必ず確認しておきましょう。


5.まとめ

サイクルコンピューターは安くてもいいから必ずつけよう

大会のバイクの距離を必ず確認しよう

周回とフィニッシュの分岐を事前に確認しよう

スタートしてしまうと、準備して頭に入れていたいたことも吹っ飛んでしまうものです。
周回数や距離などは、トップチューブの目につくところに貼っておくと良いですよ。(落ちないようにしっかり貼り付けてね!)

以上、初心者だけじゃなくベテランにも気を付けて欲しい、バイクの周回数を間違えないためのポイントでした。



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