トライアスロンをやっているのは、おじさんばかりなのか?【年齢層調査】

トライアスロン

こんにちは、るみおかんです。
(@rumikotubuyaki)

少し前に「トライアスロンは現代のゴルフ、おじさんのスポーツ」と言われているツイートがありました。

いやいや、そんなことはない!若い人だっているし、男性も「おじさん」と称すのはどうかと思えるようなシュッとしたかっこいい人が多い。

しかし、現実に目を背けずにしっかり見てみると、40エイジや50エイジが異常に多いし、Facebookで絡んでくれるのも妙齢の方が多い気がする。

これは実データを調査しなければいけない。

恐る恐るトライアスロン人口の年齢層を調べましたw


目次
1.【結論】トライアスロンはおじさんが多いです
2.トライアスロンにおじさんが多い理由
3.どうしてトライアスロンは若者が少ないのか
4.どうすればトライアスロンに若者が増えるのか
5.トライアスロンおじさん達が気をつけたいこと

1.【結論】トライアスロンはおじさんが多いです

調査の前に、何歳からがおじさんなのかの定義が曖昧なので、おじさんの定義を確認しておきました。(「叔父さん」除く)

キリンビールの調査によると、「自分をおじさんだと思うか?」に対し、30代で半数、40代で7割以上がはいと答えています。

出典:「のどごし<生>日本のお父さん応援委員会」調べ

一方、20-60代の男女に聞いた「おじさんだと思う年齢は?」との質問では40代前半が多く、どうやらここがおじさんボーダーラインのよう。

出典:ニュースサイト『しらべぇ』調べ

ということで、40代からをおじさんとします

大会申込者の年齢別(5歳刻み)集計

トライアスロン大会をピックアップして集計しました。ショート1、ロング1。先着方式の大会を選んでいますので年齢で均されていないはずです。
いずれも男女比は95:5くらい。見やすくするために男性データのみ取り出します。

【ショート大会】

10代+20代 30代 40代 50代 60代以上
12% 28% 39% 17% 4%

黄色と水色が40歳ボーダーラインです。

【ロング大会】

10代+20代 30代 40代 50代 60代以上
3% 13% 42% 33% 9%

同じく、黄色と水色が40歳ボーダーラインです。

【結論】おじさんが多かった

薄々そうかな?と思っていましたが、本当におじさん(40代以上)の率がかなり高い。特にロングの若年層の少なさにびっくりです。ロングの40代以上の比率84%!!

現時点では「おじさんのスポーツ」と言われてもしょうがない程度にはおじさん率が高いですね。特にロング。


2.トライアスロンにおじさんが多い理由

ではなぜ、ショート6割以上・ロング8割以上をおじさんが占めるのか?

  • 趣味にかけられるお金がある
  • ダイエット目的(メタボ解消)で始める人が多い
  • できるビジネスマンの趣味というイメージ
  • 同年代が多く始めやすい

お金がかかる趣味なので、ある程度は自由になるお金がないと始められませんが、それは年齢とは直接関係がない。

どちらかと言うと、「できるビジネスマンのスポーツ」「経営者トライアスリートが多い」ことを知る年代が40代以上なのかな、と。もしくは、30代終わりくらいで知り、トライアスロンを始めて定着するのが40代前半。

スクールやチームも同年代が多く溶け込みやすい。ブログを検索しても40代50代ばかり出てくる。

40代が知って始めやすい要素が揃っているのかなと思います。


3.どうしてトライアスロンに若者が少ないのか

ではどうして若者(30代以下)が少ないのか。

  • お金がかかる
  • 3種目あり練習時間がかかる
  • 知る機会が無い
  • 周りがやってない

なんと言っても、お金がかかる、でしょう。バイクの値段が安くて30万円。大会出るのに1大会2万円超。道具も3種類分必要。

これをポーンと出せる20代はなかなかのエリート。また、30代だと結婚して間もなく子供も小さいのでなかなか趣味にお金を遣いにくい、嫁許可が降りないと言ったハードルがあるかもしれません。

練習時間の問題もある。平日仕事の後にトレーニングするのは、飲みに行ったり夜遊びしたりが楽しい世代にはハードルが高い?

また、子供が小さいとなかなか練習時間が取れず続かないので、ある程度落ち着かないと本腰入れて取り組めないというところはあるかと思います。

さらに、おじさんが多い、も若者が増えない原因の1つかもしれません。おじさん達でコミュニティが形成されているので、入りにくい空気がある。(実際はトライアスロンおじさんのほとんどはフレンドリーで、若者に優しいのですが)


4.どうすれば若者が増えるのか

では、どうすれば若者が増えるのかを考えます。

お金がかかる、だけはどうしようもないですね。バイクはエントリークラスでも15万はするし、大会に出るのに2万円、はなかなかのハードル。

しかし、お金がかかると言っても、「お金をかけた人が情報発信してる事が多い」からお金がかかるイメージがついているだけで、実際にはランニングコストはたいしてかからない。

お金をかけずにやってます、って人がどんどん発信してくれるといいと思います。
私はかけてしまっているけど、要らなかったもの情報は発信します。

練習時間がかかる、は年齢問わずの問題なので、これをクリアできない人は若者じゃ無かろうとトライアスロンには向いてないかと思います。

時間を作る努力や工夫ができれば何歳でもできるってことを、おじさん達が教えてあげたいですね。

知る機会がない、周りがやってない、はおじさん達が率先して広めるのがいいでしょう!!

もちろん、若いスター選手の存在や、若いタレントさんがトライアスロンやってくれるってのも手。実際道端カレンさんのおかげで結構な人数の女子が始めたと思う。

じゃあ誰が始めたら若者(20代後半を想定)が感化されるのか?

フィッシャーズのシルクあたり?運動神経いいしすぐ表彰台に上がれそう。誰か接点ある方、誘ってきてください(笑)


5.おじさん達が気をつけたいこと

現在のトライアスロン人口の大部分を占めるトライアスロンおじさん達には、ぜひ積極的に若者にトライアスロン良いよ良いよとお伝えいただきたく存じます。

でもそれよりも、もっとやって欲しいことがあります。

それは、

トライアスロンをしている事でカッコイイおじさんであり続けること!

体脂肪率低く、筋肉も適度について、スーツをカッコよく着こなせる体型。

タバコを吸わず、ジャンクフードを選ばず、高タンパク低カロリーの意識高い系な食事を好む。

効率よく業務をこなし、残業はせず「ジム行くから」と定時退社。なんなら帰宅ラン。

そんな、カッコイイおじさんでいてくれれば、若者は自ずと憧れてトライアスロンを始めることでしょう!!!

ぜひ、皆さんの存在が「誰かがトライアスロンを始めた理由」になるよう、カッコよくいてください(*^^*)

以上、トライアスロンはおじさんのスポーツなのか?の検証でした。

トライアスロンおじさんな皆さんは、こちらを購入してアピール?(笑)

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