トライアスロン大会に持っていける準備スケジュール&チェック表【ダウンロード】
トライアスロン大会って、初めてだとどう行動すればいいか分からないですよね。
そこで当日持ち歩ける用のスケジュール表&チェック表を作りました。
印刷して時間を書き込んで使って下さい。スプリントやショート(オリンピックディスタンス)用です。
当日受付の大会用
↓ ダウンロード ↓
Race_CheckList_1day
前日受付の大会用
↓ ダウンロード ↓
Race_CheckList_2days
とまあ、これだけではなんなので、流れをちゃんと解説します(笑)
トライアスロン大会前日にやること
トライアスロンの大会は出場前に必ず受付をしてゼッケンなどを受け取りますが、その受付が前日(やそれ以前)の場合と当日朝の場合の2パターンあります。
JTU公認の大会はかなりの確率で前日(事前)受付です。受付だけでなく競技説明会の出席もカウントしていて、出席していなければ出場できないようになっています。
前日受付大会の場合
・受付
・競技説明会
を行います。遠方から参加の場合は前日入りして宿泊する必要がありますね。
全く初めての方はこれを理解していなくて当日来て出場不可と言われることもあるのです。選手ガイドや大会要項に「前日受付必須」と記載されていますので、必ず事前に読んで予定を立てましょう。
受付の他に、
・バイクコースの下見や試走
・スイム会場の下見
・競技説明会で説明された注意ポイント(急カーブなど)のチェック
をしておくことをお勧めします。
ホテル(近場の大会では自宅)に帰ったら、
・バイクにレースナンバーを貼る
・ヘルメットにレースナンバーを貼る
・ゼッケンベルトにゼッケンを付ける
・スケジュールを確認してシミュレーション
しておきたいところ。
ただし、当日が雨となることが予想される場合は、レースナンバーステッカーは当日現地での方がいいかもしれません。移動中に剥がれてしまう可能性があるからです。
当日受付大会の場合
受付や競技説明会が大会当日の場合は、前日は特にやることはありません。忘れ物がないかチェックするくらいです。
いずれの場合も、前日の飲酒は控えましょう。アルコールが体内に残った状態で泳ぐのはとても危険です。
トライアスロン大会当日朝にやること
前日受付大会の場合
前日にすでに受付を済ませているので、当日は再度受付を行う必要はありませんが、大会によっては当日も選手リストをチェックしている場合があるので大会要項をよく確認してください。
当日受付大会の場合
当日朝決まった時間までに受付をしてレースナンバー等を受け取る必要があります。かなり早い時間に設定されていることが多いので、遅れないように早めに行動しましょう。基本的には、受付時間内に受付を行わなかった選手は出場できません。
競技説明会も大会当日の朝です。トランジションの準備で忙しい中なのでつい不参加にしてしまう人が多いのですが、コースの危険箇所の説明や安全上の注意事項、スケジュールや周回数の変更など重要事項が説明されますので必ず出席しましょう。
大会当日スタートまでの流れ
- トランジションのセッティングをする
- スイム用品と荷物を持ってトランジションを出る
- スイム用品を身に着ける
- 荷物を預ける
- アンクルバンドを受け取り装着
- 入水してウォーミングアップ
- スタート
1.トランジションのセッティングをする
- トランジション内で、自分のレースナンバーが貼られたバイクラックを探します。
- シールが貼ってある側にハンドルが来るようにバイクをかけます。
- バイクの真横に自分の物をコンパクトに並べます。カゴの使用が許可されている大会では100均等で買って持ち込むといいでしょう。(要項でサイズを確認)
- バイクで使うものを手前に、ランで使うものを奥に並べる人が多いです。
- バイクの上にヘルメットやサングラスやゼッケンを置くことは許可されています。ただし風が強い時はお勧めしません。
2.スイム用品と荷物を持ってトランジションを出る
ここ、初心者さんが間違えやすいところなのでよく読んでください。
<トランジションエリアには決められた時間内しか立ち入ることができない>ので、準備が終わったらもうスイム用品を持って出ないといけないのです。
「後ろのウェーブでまだまだ時間があるからあとで取りに来る」はダメです。
※大阪城トライアスロンのトランジションの審判をしましたが、このような選手が軽く30人はいました。それだけ初めての方に知られていないルールなのだと思います。
- トランジションに残すのは「バイク」「バイク用品」「ラン用品」「給水や補給食」だけ
- レースに使わない物(着替えやカバンなど)はトランジション内に残してはいけません
3.スイム用品を身に着ける
更衣テントで着替えをして待ちます。
自分のスタート時間の1時間から30分ほど前にはウェットスーツを着用し始めましょう。焦ると引っ張って破いてしまう可能性があります。
ただし、夏の大会では腰までにとどめ、上半身は入水直前に着ること。スタートまでに発汗過多で熱中症になる恐れがあるからです。
4.荷物を預ける
レースで使わない物を荷物預けに預けます。
ただし、ローカル大会では荷物預け自体が設けられていないこともあります。また、荷物預けでは貴重品の取り扱いは断られること、大型品は断られること、を予め認識しておきましょう。
・貴重品は極力持ってこないか近隣のコインロッカーに入れてくる
・大きな物は会場に持ち込まない(車に入れてくる、ホテルに預けてくる)
・荷物預けがない大会ではワイヤーキーを持参しよう
なお、チームで参加していて出場しないメンバーがいる場合であっても、荷物預けを利用することをお勧めします。応援で離れているのか、会場に荷物だけが転がっているのをよく見ますが、丸々取られてもおかしくありませんよ。
5.アンクルバンドを受け取り装着
※アンクルバンド受取は当日朝受付時という大会もあります。
※アンクルバンド受取前に試泳ができる大会もあります。
スイム会場近くに設置されている「アンクルバンド配布場所」に行き、レースナンバーを言ってアンクルバンドを受け取ります。
この時間はウェーブごとに設定されていますので、あまり早く行っても受け取れません。設定された時間に行きましょう。
アンクルバンドを受け取ったら、絶対に会場をウロウロしないこと。スタート地点やトランジションなど計測ラインに近づいてしまうと信号を受け取ってしまうのです。その場を離れたい場合は一度返却しましょう。
6.入水してウォーミングアップ
大会によりますが、スタート前に入水してウォーミングアップができるのであれば必ずしましょう。泳がなくても、ウェットスーツの中に水を入れて手首から足首まで水を通して、手足を動かして動きにくさがないか、息苦しさがないかをチェックしておきます。
この時点で息苦しいと感じたら、無理せずスイムスキップや棄権を選択しましょう。それは泳いではいけない体調なのです。
7.スタート
前のウェーブ(組)がスタートしたらすぐにスタートラインへ移動し、号砲を待ちます。
スイムが苦手なら無理に前に行くことはありません。前列はどうしても乗ったり乗られたりが発生するので、苦手なら4列目以降で待つといいでしょう。
脚がつかないからと言って怖がることはありません。身体の力を抜き、ウェットスーツの浮力に身を任せます。軽く手を動かすだけでちゃんと浮きます。無理に脚をバタバタ動かすから心拍が上がって怖いのです。
どうしても立って待つのが怖ければ、人が少ない後ろの方でギリギリまで背浮きで待っても構いません。
「ファーン」のスタートホーンが鳴ったらスタートします。
スイムが得意な選手は最初100mほどダッシュして抜け出しますが、苦手であれば前がいなくなってからゆっくりスタートしましょう。
大会前日・当日スタート前の準備まとめ
準備すべきことや流れの全ては選手要項(アスリートガイド)に書いてあります。1週間以上前には隅から隅まで確認し、頭に入れておきましょう。それが当日焦らない唯一の方法です。
以上、シーズンオフにシーズン真っ最中の話を投稿して誰が見るんだと思いつつも、半年後に役立ちますようにと信じて投稿しました(笑)
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