水泳初心者が突然クイックターンできるようになった理由

トレーニング研究

こんにちは、るみおかんです。

水泳は大人になってからトライアスロンのために始めました。スクールには入らず独学です。

クイックターンができるようになりたいと、ネットで調べたり聞いたりして練習していましたが一向にできるようにならず。。。

しかし2年ほど前に突然できるようになり、以降、100%成功するようになりました。
その方法をご紹介します。


目次
1.【結論】手と一緒に回ればいい
2.2種類のクイックターンがある
・「気をつけ」してから回る
・手と一緒に回る
3.「気をつけ」ターンの問題点
4.手と一緒に回るターンのいいところ
5.「気をつけ」ターンが成功しなければ手と一緒に回るのを試してみよう

【結論】手と一緒に回ればいい

多くのサイトや本で、「回転する前は気をつけの姿勢を取りましょう」と書いてあります。
「中上級者はストロークと一緒に回る」というようなことも書いてあるところもあります。

それで愚直に「気をつけ姿勢」にしてから延々練習したんです。1回の練習で200回くらい回った日もありました。でも何度も失敗した。

しかし、友達に教えてもらって、「中上級者は」とされていた「手(ストローク)と一緒に回る」をしてみるとかなりやりやすいことに気づいたのです。

以降、「手と一緒に回る」クイックターンで練習、あっという間に習得して100%成功するようになりました。

あんなに反復練習したのはなんだったのか!(笑)気をつけ姿勢め!(笑)

具体的に説明していきます。


2種類のクイックターンがある

クイックターンには2つの方法があります。
「気をつけ」姿勢と、「手と一緒に回る」方法です。

こちらのサイトが分かりやすいです。一部引用します。
クイックターンのやり方&コツと練習方法とは?【水泳上達ガイド】

「気をつけ」してから回る

気を付けの姿勢から前転をするように身体を回して壁に足をつけて蹴るというやり方が一般的です。(中略)壁付近まで来たら、最後の1ストロークは水をかいていない方の片手を水面上に出さず、下げたままにしてストロークをし、両手を下げた状態、つまり気を付けのような状態にします。

気を付けの状態になったら、壁の前で足が水面上を通って壁に到達するように身体を前に素早く回転させ、壁を蹴ります。

壁が近づいたら、両手とも太ももの横に位置し、頭を落として回る方法です。これが基本的な形だそうです。

手と一緒に回る

一方、気をつけ姿勢にならず、片手を前に出したまま回る方法があります。

グライド状態で壁に近づき、キャッチと同時に頭を入れて、キャッチの勢いも使って回転させます。

教えてくれた友達曰く「前回り受け身」型クイックターンです。

画像出典:「えんたぬの合気道日記」様

「水泳中上級者のターン」と記載しているサイトが多いのですが、大人からトライアスロン目的で水泳始めてクイックターンしようと思っている時点で結構な中上級者な気がしますので、やってみたらあっさりできるかもしれません。

私はできました。


「気をつけ」ターンの問題点

なぜ私が何百回も気をつけターンをしてもできるようにならなかったのか。

それは、「壁との距離とスピードをコントロールしにくい」からでした。

だいたい25mを18ストロークで泳ぎますが、疲れてきたり、ペースを上げていれば増えたり減ったりします。それにより、毎回同じタイミングで壁に近づけないし、近づくスピードも違う。

すると、「この距離で、このスピード感で、このタイミングで気を付けすれば」成功する、というのが見つかっても、それを再現できないのです。

なので、遠すぎて壁に足が触っただけになってしまったり(推進力なし)、近すぎて壁の上を蹴りすぎて潜ってしまい浮上するまで命の危険を感じたり(大げさ)して、「クイックターン嫌い」となってしまいました。

また、「気をつけ」ターンだと手が足側にあり、壁を蹴るまでに手の準備が間に合わないことがありました。結果、抵抗となりターンで推進力を得られなかった。下手したらタッチターンの方が早かったです。

成功するタイミングを再現しようと試みましたが、トライアスロンでこれ以上ターンの練習に時間かけても・・・と諦めてしまったのです。


手と一緒に回るターンのいいところ

そこで、手を一緒に回るクイックターンとの出会いです。

手と一緒に回るターンだと、気を付け姿勢を取る時や取った後にスピードが落ちるという問題がありません。勢いがついたままターンに入れます。

なので、「この壁との距離とスピードとタイミングなら上手くいく」が容易に再現できるのでした。キャッチのタイミングでコントロールできるのです。

さらに、「手が間に合わない」問題も同時に解決されました。
前回り受け身図の3つ目4つ目を見て頂けると分かりますが、手がすでに頭側にあるのです。

壁を蹴る前に「整える」だけで済みます。
これにより、成功率があっさり上がりました。


「気をつけ」ターンが成功しなければ手と一緒に回るのを試してみよう

以上が、大人から水泳を始めた初心者が突然クイックターンができるようになった理由、です。

「手と一緒に回る形にしたから」でした。

ずーーーっとできなかったのに、いきなりできるようになったのです。
同じくずーっとできずに悩んでいる方のお役に立てればいいなと思って書きました。

今コロナのせいでプールが休みなのにこんな試したくなる記事を書いてすいません!
でも、開いてるジムはきっと空いているのでターン試し放題!遠くても開いていれば是非試しに行ってくださいね!

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ではまた!


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