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TTB解説記事まとめ:「トレーニングとは何か」が分かります

トライアスリートトレーニングバイブル第4版の解説、第8回まで終わって年間メニューの作成・週のトレーニング内容への落とし込みまでやりました。

この後の本の内容は、
・様々な期分けパターンの解説
・一般的期分けパターンが適用できない場合のアドバイス
・オーバートレーニングを避けるための知識
・回復のテクニック
・各種目の具体的ドリル
・トライアスリート向けウエイトトレーニング
・練習メニュー
となっています。

いずれもトレーニングしていく上で参考になる情報ですが、トレーニング開始に当たって知らなければ始められないというものではないので、いったんここまでで終了して追加情報として更新していきたいと思います。

 

ということで、ここまでの内容を整理しつつ、私の意見としてまとめていきます。

最初数回は、トライアスロンのトレーニングを行うに当たっての「心構え」的な内容でした。

 

(1)メンタルトレーニング

トラアイスリートとしての目標がなんであれ、レースにおいて達成したい目標があるのであれば、強い決意を持って目標に向かっていきましょうということ。「メンタルが強い」というのはただ気持ちが折れないということを指すのではなく、確固たる目標にむかってブれずに日々生きられているかということです。衝動を抑えるのもその一つ。

 

(2)トレーニングの前に

さっそく身体を動かしたい気持ちをちょっと抑えてまずは頭に刻んでおきたい考え方の部分。一番大事なのは「一貫したトレーニングをしましょう」というところだと思います。今日今これから何を目的としてどのようなトレーニングすべきなのか、それを日々判断できる人は相当経験を積んだ人だけではないでしょうか。目にした情報に流され、練習相手に流され、気分やムードに流され、強さ長さが自分に適切じゃないものとなってしまうことも多々あると思います。「自分の目標を明確に、トレーニングの目的を明確に、シーズン通して一貫してトレーニングしましょう」ということが書いてあります。

 

(3)基礎知識と新しい概念(前編)(後編)

どんな原則に基づいて身体を動かすのか、という基本的な知識の解説です。こういうことには興味がない、ただ気持ちよく動けばいい、という方もいらっしゃるでしょう。しかし、それでも自分のトレーニングが思う方向とは逆に行ってしまうとガッカリしませんか?ここで紹介している4つの原則は、トレーニングを行う上での判断基準になると思います。「身体は徐々に負荷を増やしていくことで強くなる」「高めたい能力に合ったことをやらないと高められない」「体力の変化をコントロールすることが鍵」「自分を知り、自分がすべきことをやらないと目標には到達できない」。

後半では、トレーニングを組み立てる要素について解説しています。頻度・時間・強度、この3つを組み合わせることでトレーニングの負荷をコントロールします。それによって体力を上げ、疲労をマネジメントし、最終的にレースに合わせて調子を整えていくのです。

 

(4)トレーニング強度(用語解説編)(ゾーン設定編)

頻度・時間・強度のうち、強度についてじっくり解説をしてあります。トライアスリートとして4年目以降は強度を高めてトレーニングすべきとしていますが、それまでもどうでもいいというわけではありません。体力を高めるにしても維持するにしても強度の管理は非常に重要なのです。強度を測る尺度についての解説と、その基準点の測定方法、「ゾーン」設定について解説しています。

 

(5)シーズンのはじめにやるべきこと

ここまでの基本的知識を踏まえて、来シーズンに向けての準備に入っていきます。まずはその考え方から。シーズンの目標を立て、自分の現時点での能力を評価します。各種目の準備についても解説していますが、決してこれから始める人だけに向けたものではありません。長年やっていても、毎年こういう準備をするのか、と気づかされると思います。

 

(6)何を鍛えるべきなのか(体力とは何か編)(能力とリミッター編)

自分は何を鍛えるためにトレーニングをしているのか、このトレーニングは何に効くのか、それを知るための基本的知識です。これを整理して解説している本はそうないと思います。ちょっと難しいですがぜひ読んで理解して頂きたい部分です。

後半では、それらをトライアスロンにおける各能力(アビリティ)に落とし込んでいっています。一言に「持久力」と言っても、「有酸素持久力」「筋持久力」「無酸素持久力」とあり、それぞれ鍛え方も必要な場面も違います。あなたが鍛えるべき能力は何なのか、それを決めるのが「リミッター」、レースの目標と今の自分の間にある壁です。是非自分になぞらえて考えてみてください。

 

(7)シーズン計画の作成(前編)(後編)

具体的なトレーニング計画の作成に入っていきます。目標を設定し、それに対し自分が足りない能力を見定め、それを埋めるためのトレーニング目標を定める。トレーニング可能な時間やボリュームを設定して、レースに向けていくつかのブロックに分け、各週のトレーニング量を決めます。
ケーススタディをして設定例も解説しました。
ケーススタディ(シーズン計画の作成)

 

(8)週間トレーニングの作成(ケーススタディ)

最後に週間トレーニング計画に落とし込みます。各トレーニング期の簡単な解説と、私(トライアスロン6年目ロング5年目、目標レースは6カ月後のロング)の来期のメニューを作成しながら流れを解説しました。
さらに、初ロングの方のケーススタディも紹介しています。
ケーススタディ(2)週間スケジュール編

 

また、本で紹介されている優秀なトレーニング管理ツール「TrainingPeaks」についても解説しました。
TrainingPeaksの初期設定
TrainingPeaksを使った年間トレーニング計画の作成
最初が英語なのでとっつきにくいですが、非常にいいツールだと思います。年払いで月1100円程度、トレーニングのモチベーション維持にも役立つと思います。お勧めです。

 

以上、16記事かな?頑張って書きました(笑)褒めて褒めてー(笑)

元が英語なので読解に時間がかかりましたが、非常に発見多く、有意義な時間でした。このような本は日本にはないと思います。ほんの一部しか解説できていないので、できればご自分で読み解かれて数多くの発見を楽しんで頂ければと思います。

どうしても英語では読みたくないという場合は3版は日本語化されています。ほとんどの情報は3版でも得られるので、こちらでもいいでしょう。4版にしかなく非常に有益と思ったことは解説に入れています。

ただしさらに応用的な情報(最新の期分けシステムの解説など)については解説しませんでしたので、そのあたりを読み取りたければ4版を選択してください。

なお、この本に基づいたトレーニングダイアリーが発売されています。

実はためしに買ってみたんですが、慣れるとなかなか使いやすいと思います。決まった枠を毎日埋めていけば(それ自体は相当面倒ですが)おのずと目的のあるトレーニングができるようになっています。しかしその気合がないとただのノートですね。TrainingPeaksを使うなら別に必要はないと思います。

以上で、一旦今回の連載は終了とさせて頂きます(^^)追加情報はボチボチと。

いかがでしたでしょうか。よろしければ感想などお聞かせください。コメントやFBでお待ちしてます。

自分では、この最高に有益な本を、ほんの少し敷居を下げて多くの人に知ってもらえたかなと思っているのですが、最後のメニュー作成についてはまだまだ誰でもできるようなものではないなあと悩んでいるところ。そこまで行きつかないと生かせないですからね~。経験者はともかくロング初心者用にはある程度パターン化できるように思うので一度作ってみようと思います。できたら数百円で販売します(笑)

また別の連載アイディアもあるんで、引き続き宜しくお願いします。読んで頂きありがとうございました!

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  1. すごく勉強になりました。
    応援しておきました。ポチッ

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