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オカンアスリートの研究室

Triathlete’s Training Bible解説(1)トライアスロンはメンタル

トレーニング研究の一環として、「トライアスリート・トレーニング・バイブル」の体系的整理と解説を行っていきます。対象は2016年10月末に発行された第4版(英語版)です。
(2016年11月現在日本語訳版は発売されておらず、第3版の日本語版の発行に5年を要していることから、数年は発売されない可能性があります。)

本の内容解説と、書かれた内容の活用方法や例を説明していきます。たとえば、心拍ゾーンの設定の仕方やそれを日々のトレーニングでどのように管理するか、トレーニングの組み立て例などです。(TrainingPeaksの使い方含め)

私の意図するところは、著者のトレーニング理論やその手法がいかに優れているかを多くの人に知ってもらって、(特にロング初心者の方に)取り入れられるところを探って頂きたいということです。私がロングトライアスロンの世界に脚を踏み入れた年は、体調を崩してばかりいて「こんなことは毎年できない」という気持ちでシーズンを終えました。しかしこの本(第3版)に出会い、熟読してメニューを取り入れ始めてから体調は安定します。年を追うごとに自分の中でこの本の内容が洗練されて、”ギリギリ完走”ではなくレースを楽しめるようになっていきます。まさに私のバイブルなのです。全てのトライアスリートに適合するかは分かりませんが、少なくともこれからロングを始めようという方に、安全に練習を重ね、安全にレースを楽しんでもらえる体力づくりのために、この本を勧めたいと思っています。

しかしながら、いかんせん「とっつきにくい」ボリューム。しかもこの第4版はまだ英語版のみ。いくらお勧めしても読もうとしてくれる方はそう多くはないでしょう。なので、ポイントや私が重要と思うところ、私が数年沿ってきて役に立った部分などを解説して、手に取るきっかけになっていただければなと思います。
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メニューやドリル例の丸写しをする気はありませんので、英語版でも入手頂かなければトレーニングに取り入れにくいと思います。こちらからご購入下さい。

Kindle版も出たので私が訳してないところもGoogle翻訳先生に聞きやすくなりましたよ!

では第1回始めて行きます。全20回くらいではないでしょうか(笑)


同書の第3版はトレーニングの原則の解説から始まっていましたが、第4版はいきなり精神論から始まります。著者がメンタルを最も重要と考えていることが伺えます。トライアスリートはレースに向けてフィジカルフィットネス(身体能力)だけではなくメンタルフィットネス(精神力)も同時に育てて行くべきと強く主張しています。

 

【トライアスリートが鍛えるべきメンタルフィットネスとは】

目標を達成したいという揺るぎない決を持つこと

トライアスリートは、明確な目標をもち、その目標に対して決意を持って常にふるまうべきです。

それはトレーニングそのものだけではなく、トレーニングしていない時もです。身体を作る食事をしているか、疲労を回復させるために睡眠を十分に取れているか、トレーニング時間を捻出するために家族の理解を得ようと行動しているか、など。

どんなに強いトレーニングをしても、それ以外の時間が目標に向かっていないと台無しになります。夜更かし、深酒、ジャンクフード・・・。常にストイックであれというのではなく、強い決意を持って目標に向かっているか、ということです。

 

成功に必要なのは、「自信」「精神的にタフであること」「忍耐強くあること」の3つのメンタルスキル

【自信】

目標を達成できると信じ続けることが重要です。「できる」と思い続けることは困難で、「できない」という声に負けてしまうこともあるでしょう。

自信を構築する方法として2つの方法があります。寝る前にその日のトレーニングを思い出して「よかった探し」をして頭に刻むこと。それが積み重なって、たくさんのGoog-Jobが自信を作るわけです。

もう一つは、自分が憧れている人や優秀な選手を見習って自分もそうであると理想に重ね合わせること。素晴らしい選手を演じるわけです。

 

このように、トレーニング中に発見した「良い気付き」や「成功例」を頭に刻んでおくのは大変有効だと思います。私はそれをトレーニング日記のブログに書くことで脳に記録していますが(自信を持つためにではありませんが)、それによってレース中にその成功体験を思い出すことができるのです。ああ、この場面ではあの時こうして成功した、と。漫然とトレーニングするのではなく、そのような成功体験の積み重ねがレースの成功につながるのだと思います。

理想の姿を重ね合わせて自分を演じる、というのは面白いなと思いました。憧れているアスリートが何人もいますが、そのように考えたことはありませんでした。これからはレースレポートや練習日記を読む時には、「かっこいいなあ」ではなく、自分もそうであるとイメージしようと思います。

 

【精神的にタフであること】

トライアスロンは、特に長い距離のトライアスロンは、自分に負けてしまいそうな場面の連続です。精神的にタフでなければ、苦しいことやとてつもない疲労に直面した時に負けてしまい、それまで求め続けてきたレースの目標すら二の次三の次思えてしまい、「完走できればいい、無事に帰れればいい」とどんどん妥協をしてしまいます。

精神的にタフになるのは一日二日でできることではなく、毎日レースに向けて準備をしている中で培われます。トライアスリートとしての夢やレースの目標を持ち、決意を持って過ごすことでタフな精神が育っていきます。

 

精神的なタフさをいかにして育てるかは私にとって大きな課題です。自分が打たれ弱いと分かっているので、打たれる場面が少ないようにシミュレーションを重ねているのです。

練習の時点で自分を甘やかしていたらレースでは必ず妥協してしまう。甘やかすくらいであれば練習を切り上げて次に集中できるタイミングに回す、できないと思わずできると信じ続ける、言い訳をしない。・・・日々の積み重ねですね。

 

【忍耐強くあること】

トライアスロンは、距離が長くなればなるほど、「忍耐のスポーツ」である。速く走りたいという衝動を抑え、いかに最後までエネルギーを節約することができるか

その忍耐強さは、レースの時だけではなくトレーニング時から求められています。インターバルの一本目から速く入ってしまうアスリートはレースでもそのようにして失敗してしまうでしょう。また、シーズンオフからの復帰の時には、急激に体力を戻そうとするのではなく少しづつ強度や時間を伸ばし、「漸進」していくことが必要。それも忍耐強さです。

日々自分が忍耐強くいられているかを確認しながら我慢強さを育てていかなければ、目標の達成はありません。

 

忍耐強さ、我慢強さ、と聞くと「辛いことを我慢し続ける」こととイメージしますが、そうではないのです。先に行きたい、気持ちよくスピードを出したい、一気に坂を上ってしまいたい、そのような衝動を抑えて抑えて、いかに最後まで自分の体力を残しゴールまで最適化できるのかということ。「ペーシング」は身体のスキルだけではなく、メンタルのスキルでもあるのだと認識できました。

 

メンタルスキルを育て、高く維持するために、トレーニングパートナーを持つこと

また、トレーニングパートナーやチームを持つことを勧めていました。モチベーションを高められるだけではなく、コーチやトレーナー、バイクフィッター、栄養士など、そしてもちろん家族の理解や協力を得ることにより、レースやその目標に対する決意を確固たるものにできると述べられています。

 

300ページ超に及ぶトライアスロンのトレーニング書の最初の項がこのような「メンタルスキル」についてでした。多くのトライアスリートが身体能力の向上にばかり気をとられ、このようなことをないがしろにしている、と書かれています。

私は精神的に強いアスリートではないと思っていますし実際練習中もレース中も何度も「心が折れ」ています。しかし、自分がトライアスリートとしてどうなりたいのか、どうなりたいのかという姿を思い浮かべ、そこに献身的に時間や労力を使うことはできているのではないかな、と読んでいて思いました。

 

第1回、以上です。

英文を翻訳している訳ではなく自分に刺さるところだけをピックアップして自分の言葉で書いています。ので、原本とよみくらべて「その訳はおかしい」と思っても心に秘めておいてください(笑)

次回をお楽しみに(^^)

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    • かしわぎ
    • 2016年 11月 18日

    待ってました、バイブル解説(笑)
    英語を読む能力ないんで、オカンの第4版解説を予習代わりにします~‼
    楽しみにしてます

      • rumiokan
      • 2016年 11月 18日

      >かしわぎさん
      待ってた?(笑)うまくできるか分かりませんが、楽しく読んでます(笑)
      いや、めちゃくちゃ簡単な英文ですよ。難しい単語も全然でてきません。
      ポイント抜き出して書いてるだけなんで、ぜひ買って読むのをお勧めします(^^)

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